丸一の取組み
01教育体制
約3ヶ月の試用期間終了時に、管理者による実地試験を行い、本採用となります。
※入社時教育は国土交通省の告示に基づいたカリキュラムに沿って実施致します。
乗務員として正式に乗務する前に診断を受け、結果を基に事故を未然に防止するための留意点等を学ぶことを目的としています。
・適性診断(適齢診断・一般診断)(貨物自動車運送事業輸送安全規則)
3年毎に受診し、年齢や生活環境の変化による反応の衰えなどがないか診断します。
65才になったら3年毎に適齢診断を受診し、加齢による衰え、身体機能の変化が運転に与える影響を認識してもらい、事故の未然防止に役立てます。
・高圧ガス運送員講習(3年毎)(神奈川県高圧ガス防災協議会)
高圧ガスの運送に関する法令や危険性についての知識を高める為、定期的に受講する講習
・高圧ガス運送指導員講習(2年毎)(神奈川県高圧ガス防災協議会)
乗務員が高圧ガスを安全に配送する為、高圧ガス運送指導員の資格を保有する管理者が事故時の対処法や関係法令の改訂等を確認する為、定期的に受講する講習。
・荷主安全講習会議(年1回)
製品の特性や過去の事故事例などを題材にした講習を実施して頂いております
・安全衛生委員会会議(毎月)
安全管理者および衛生管理者、従業員から選任された委員によって、危険防止、労働災害の再発防止健康、作業環境の改善などについて協議したり、安全衛生に関する規程の作成に関することなどを話し合います。
・職種別グループ会議(毎月)
職種別に分けたグループ毎に、問題点や過去の事故防止対策などについて話し合います。
各グループごとにリーダーが決まっており、グループ会議の前にリーダー会議を開催し、共通課題などの確認をしています。
・物性教育講習
取り扱っている製品の特性や危険性だけでなく、その製品がどのように利用されているかなど教育し、製品への関心と理解を深めるために年2回程度開催しています。
事故が発生したときの通報、内容の伝達、対応についての訓練
・薬品漏洩時訓練
荷主企業様が主となり、実車を使いタンクローリーから薬品が漏洩した場合の処置訓練を実施
・空気呼吸器装着訓練
いざというときに焦らず間違いなく装着できるよう定期的に実施
・高圧ガスボンベ脱着訓練
高圧ガスボンベの交換作業を安全確実にできるよう定期的に実施
・タイヤチェーン装着訓練
場合によっては数年間装着することのないタイヤチェーン、普通車と違い重いうえにきちんと装着されていないと走行中に外れて車両やタイヤに損傷を与えてしまう恐れがあるので、とても大切な訓練です
02安全への取組み
安全性優良事業所認定(Gマーク)取得
平成19年(2007年)に認定取得後、今日まで継続更新しており、それに伴い各種表彰も頂きました
従業員の安全に対する意識と日々の努力の結果です
点呼
出社時は必ず対面による点呼を実施し、体温、体調、睡眠時間等を確認後各々の業務内容を確認します
帰庫後も同じく点呼を実施しております
アルコールチェック
出社時及び帰庫時にアルコールチェッカーによるチェックを実施しております。アルコールに関しては特に
厳しく管理しております。
定期パトロール
主に出荷基地内のパトロールを月に1~2回実施し、走行速度、作業態度、服装などをチェックしております
荷主定期監査
年に1回荷主様に監査をして頂いております。車両の管理状態から乗務員に対する指導教育内容など各項目に沿って確認して頂き、結果についてもご報告頂いております。
社外の方に確認して頂くと、社内では気付かなかった部分や努力しなければならない部分など発見できるので、とても助かっております
無事故者表彰
毎年創立記念日に無事故者表彰を実施しております。賞状のほか継続年数に応じた記念品を贈呈し、
無事故継続に対する感謝の意を伝えさせて頂いてます。現在最長継続者は19年目に入っております
03健康管理
健康診断
本社に医療機関から出向いて頂き実施する集団検診のかたちをとらせて頂き、結果次第では産業医の改善指導を受けてもらっています。
職種によっては年2回の実施となります。
予防接種
集団感染を防止する為、インフルエンザ予防接種を毎年実施しております
産業医による問診・相談
毎月1回産業医が来社し、健康診断の結果や個人の申し出に対して個別問診及び相談を実施しております
各種保険加入制度
(一社)あんしん財団の傷害保険、神奈川県福祉共済協同組合の共済保険に加入しており、万が一の怪我に備えています。
04導入設備
予測できない事故やトラブル発生時の原因追及、実際の画像を解析し再発防止に役立てるという観点から、全車ドライブレコーダーを装着しております。
更なる安全運行徹底の為、前方だけでなく、後方、側方、荷台(荷室・タンクローリー上部)も解析できる装置を順次導入中です。
全ての事故、トラブルの原因が当該者とは限りません。画像を解析することにより、乗務員を守ることにも繋がると考えております。
デジタルタコグラフ
デジタルタコグラフとは車両の位置情報(GPS)、速度、状態(走行中・作業中・休憩中など)を記録する装置です。全車両に装着し、各車両がどこにいてどういう状態かを一括管理しております。
運行が終了すると帳票が出力され、安全に運行しているか、定期的に休憩をしているかなど確認できます。
各車両及び乗務員の状況を管理することで、安全に安心して働ける環境を整えております。
バックアイカメラ
車両の最大の死角である後方を確認するツールとして、全車に装着しております。後退前には降車して目視確認することが必須ですが、後退中に発生する予測できない飛び出しや障害物の出現を瞬時に確認することで事故防止に繋げております。後方だけでなく、走行中に荷室や側方も確認できるよう順次カメラを増設中です。
05その他設備
本社敷地内に給油設備を設けております。運行途中にガソリンスタンドを探したり、並んだりする負担を軽減することができるほか、一定量の燃料を確保することにより、不測の事態が発生してもある程度運行できるよう環境を整えております。
入浴設備
仕事終わりにサッパリして帰宅することができます。また、洗濯機も備付けてありますので制服をその場で洗濯することもできます。
2020年に設備をリニューアルし、より気持ちよく利用できるようになりました。
休憩室・仮眠室
運行の合間やちょっとした空き時間に利用できる休憩スペースが設けられております。
研修室(大・小)
各種安全会議や研修、催事などを行う大研修室、グループ会議、打合せなどを行う小研修室を設けております。